1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、2.51ポイント(0.51%)下落し、492.57で終えた。売買高・売買代金共に減少した。第2節では一時2桁近くまで値を下げた。その後急速に戻したが、500レベルでの上値が重く、伸び悩むと、7日ぶりに下げて引けた。海外投資家は、大幅に買い越した。
株価:前営業日比で68銘柄が上昇し、94銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では下落したものが優勢だった。銀行銘柄を始め、バオベトグループ(BVH)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、FPT、ホアファット(HPG)などが下落した。一方、ビナミルク(VNM)、タンタオ工業投資(ITA)は大幅に上昇した。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)やサイゴン証券(SSI)などは変わらずだった。
商いが活発だったのは、サコムバンク(STB)、エクシムバンク(EIB)、ITA、SSI、HAG、リー冷蔵電気(REE)など。
ハノイ市場に上場変更するため、取引最終日となったタインタインセラミック(TTC)などはストップ高した。
海外投資家は買い越しを続けた。EIB、ファーライ火力発電(PPC)、ペトロベトナム運輸(PVT)、HAG、REEなどへ買いを入れた。一方、ハパコ(HAP)、PPC、ビエンドン製薬(DVD)などへは売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:、TIE・配当(額面比10%)、ビンミンプラスチック(BMP)・無償増資(株式割当1対1)
※※OPC製薬・配当(額面比10%)、及び577投資(NBB)・配当(額面比14%)の株価調整は明日に変更されました。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは0.19ポイント(0.12%)下落し、161.78で引けた。売買高・売買代金共大幅に増加した。
株価:前営業日比で、134銘柄が上昇、95銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では下落したものが優勢だった。サイゴンクイニョン鉱産(SQC)、ビナコネックス総公社(VCG)は大幅に上昇した。
商いが活発だったのはキムロン証券(KLS)、VCG、ACB銀行、ペトロベトナム建設総公社(PVX)など。
海外投資家は売り越した。KLS、PVXに買いを入れた。一方、ペトロベトナム技術サービス(PVS)へは売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:インフラ開発建設(CID)・配当(額面比8%)、ジェネラレクシム(TH1)・配当(額面比10%)