大正製薬株式会社(東京都豊島区)子会社で地場製薬最大手ハウザン製薬[DHG](Hau Giang Pharmaceutical)は、日本の整腸薬領域で売上トップの「ビオフェルミン(BIOFERMIN)」ブランドの新製品を、3月にベトナムで発売する。
ベトナムで販売する製品は、日本で製造された子供用「ビオフェルミンキッズ(BIOFERMIN kids)」と大人用「ビオフェルミン(BIOFERMIN)」の2品で、薬局チャネルを中心に販売する。ビオフェルミンブランドの海外展開は、台湾、香港、マレーシアに次いで4か国目となる。
今回ベトナムで発売する製品は、日本で販売されている製品と同じく、生きて腸まで届き、定着性の良いヒト由来の乳酸菌を使用。小腸で働く乳酸菌(Lactobacillus Acidophilus)と、大腸で働くビフィズス菌(Bifidobacteria Bifidum)を40億個と高含量で配合することで、腸全体で優れた整腸効果を発揮し、下痢、便秘、腹部膨満感などの症状を改善する。また、口溶けや風味にもこだわり、水なしで直接服用できる顆粒状の美味しいいちごミルク味に仕上げた。
ハウザン製薬は、今後も大正製薬グループが培ってきた技術やノウハウを活かし、魅力的なコンシューマー製品を順次ベトナム市場に投入していく。