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ベトナム事業を拡大する韓国ゲーム業界、成長性の高さが魅力に 完全無料ニュース

[2025/04/08 06:20 JST更新]


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 韓国の主要なゲーム関連企業や団体が、ベトナムでの事業拡大を加速している。

 オンラインゲーム運営大手NCソフト(NCSOFT)は2024年8月、地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)傘下のVNGゲームス(VNGGames)と、合弁会社のNCVゲームス(NCV GAMES)を設立した。

 NCVゲームスは、東南アジア市場でNCソフトの人気ゲームを提供・運営する。5月には「リネージュ2M(Lineage2M)」を、ベトナムのほか、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピンでリリースする予定だ。同社が海外で合弁会社を設立し、ゲームを提供するのは今回が初めてとなる。

 また、ゲーム開発会社ネクソン(NEXON)の子会社で、顧客サービスやゲーム品質管理を手掛けるネクソンネットワークス(NEXON Networks)は、ベトナム法人のネクソンDEVビナ(NEXON DEV Vina)を運営中だ。最近では従業員を90人規模まで増やし、韓国の開発チームとの協力を進めている。

 このほか、韓国のゲーム文化財団は2024年11月、在ベトナム韓国大使館などと共に「韓国ゲーム週間」を開催。大学生eスポーツ交流試合やゲーム産業トークショー、ゲーム体験館の運営など、若者を対象としたさまざまなイベントで好評を博した。

 韓国のゲーム業界がベトナムに注目する背景には、市場の大きな成長が見込めることがある。オランダのゲーム市場調査会社ニューズー(Newzoo)によると、2022年におけるベトナムのゲーム人口は約5460万人と、全人口の半分を超えている。

 さらに業界の関係者によると、ベトナムの開発人材は技術力が高く、大企業だけでなく中小企業でもゲーム開発を外注するケースが増えているという。同関係者によると、ベトナム企業は対応が柔軟な点も韓国企業から人気の要因だ。


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