国内トップブランドの旅行会社ベトラベル[VTR](Vietravel)傘下のベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)は先般開かれた定時株主総会で、2022~2027年任期の取締役2人の追加選任を承認した。
新たに取締役に任命されたのは、フィリップ・レスラー氏とドアン・ダン・ハイ氏の2人。
フィリップ・レスラー氏はベトラベル・エアラインズの諮問委員長 兼 独立取締役を務める。同氏は、国際協力の拡大戦略についてアドバイスし、同社と欧州およびアジア・太平洋地域の投資家らとの架け橋としての役割を果たす見通し。
フィリップ・レスラー氏は1973年生まれで、ベトナム系のドイツ元副首相。同氏は経済分野で30年以上の経験があり、ドイツのシーメンスヘルスケア(Siemens Healthineers)、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)、ルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)など、世界の大企業で重役を歴任してきた。英系ファンド運用会社ビナキャピタル・ベンチャーズ(VinaCapital Ventures)の国際諮問委員長も務めている。
一方、ハイ氏はワールド・トランスポーテーション・サービシズ(World Transportation Services)の社長を務めている。