地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)は16日、世界有数のMROサービスプロバイダーであるスイスのSRテクニクス(SR Technics)との間で、航空機用CFM56-5BエンジンのMROサービスに関する契約を締結した。
契約額は6000万USD(約69億円)。これにより、SRテクニクスはバンブー航空に対して、航空機用エンジンの保守サービスのほか、人材育成や技術サービスなどを提供することになった。
また、バンブー航空は同日、ボーイングデジタルソリューションズ(Boeing Digital Solutions)との間で、全ての機材に適用されるデジタルソリューションに関する契約を締結。これにより、安全で効率的な運航を確保するほか、コスト削減にもつながると期待されている。
このほか、バンブー航空は米ボーイング(Boeing)との会合で、ボーイング777X型機の購入に関心を示した。なお、バンブー航空は、ヨーロッパ、オーストラリア、特に米国への国際定期便を展開・拡大する計画を推進している。