地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)は、イスラエルの航空機メーカーであるイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(Israel Aerospace Industries=IAI)との間で、航空機用エンジンのメンテナンスサービスに関する契約を締結した。
契約総額は3600万USD(約58億円)。これにより、IAIはバンブー航空に対して、エアバスA321型機用CFM56-5Bエンジンの修理・メンテナンスサービスを提供する。IAIはまた、CFM56-5Bエンジン1基をバンブー航空にリースする。リース期間は2024年から2年間。
今回の契約の締結は、バンブー航空にとってナローボディ機のエアバスA320/A321型機の開発・運航に注力する戦略の一環となる。
同社は1~6月期に、ウェットリース(航空機、客室乗務員、メンテナンス、保険のリース)したエアバスA320型機3機の引き渡しを受け、機材数を8機に増やした。年末までにさらに数機をウェットリースして機材数を12機とし、2025年末までに18機へと増やす予定だ。