地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)は17日、2022年年初にホーチミン~メルボルン(オーストラリア)間の定期直行便を就航すると発表した。
バンブー航空は同日、ビクトリア州とメルボルン空港との間で、定期直行便を促進するための提携契約を締結した。
当面は週2往復の運航とし、その後は需要に合わせて週4往復に増便する予定。定期直行便の運航により、両都市間の所要時間は8時間に短縮される。機材は、ボーイングB787-9型機ドリームライナー(Dreamliner)を使用する。
バンブー航空はこのほか、ハノイ~メルボルン間の定期直行便を就航する計画もある。
オーストラリアに居住するベトナム人の数は約30万人となっており、主にメルボルンとシドニーに集中している。定期直行便の運航は、在オーストラリアのベトナム人コミュニティの利便性を向上させるだけでなく、両国間の経済協力の拡大などにもつながるものと期待される。